HOMEへ

〔ご本人をとおした確認〕

入居されるご本人は、家に帰りたがるのは仕方ないのですが、どういうサービスを行ってもらったのか、またその内容は満足いくものだったのかを確認してください。ただどうしてもお年寄りは、なじみのある方が良いものです。どうしようもないほどひどい内容だったかどうかをご本人からは確認してください。また本人がまだしっかりとされている方であれば、自分に対してではなく、他の入居者に対するスタッフの応対や同じフロアの入居者の雰囲気などをそれとなく聞いてみるとよいでしょう。

〔ご家族の確認〕

短期間ではありますが、なるべくご家族の休日を挟むように体験日程を組んで、休日には行って様子を確認することが大切です。その際は、ホーム長やフロアリーダー、当日の担当スタッフにそれぞれ個別に話をしてみましょう。この時の接し方は大変重要です。何故なら、貴方がホームを見ているように先方も貴方とご本人の事を長く信頼関係を築いていける相手かどうかを見ています。相手も人間です、代金を支払っているのだから看てもらっているのは当然という態度ではなく、あくまで謝意を述べた後で、「何か、問題や困ったことは有りませんでしたか?何か母(父)についてわからない点はありませんか?」と逆に聞いてみるのです。そのときの返答で、おおよそホームの評価が下せると考えても良いでしょう。例えば、こういうことです。1日でもそこで生活すれば、自宅で暮らしているのとは違いますから、お互いに様々な修正点(文化のすり合わせ)がでてきて当然です。ホームは、そうしたことには慣れていますから、通常予想されることであれば、問題とはとらえません。特に問題点があれば、話してくれるはずです。また通常予想されることであっても、それをご家族に伝えるということは、入居後、ご家族とのコミュニケーションを図る上で、重要な役割を果たすことがあります。つまり、事前に腹のうちを見せる相手かどうか(営業を優先するあまり、問題などないという態度をとる場合がよくみられます)、将来のリスク(家族との不信感)に対する対応ができているかどうか、コミュニケーションをどう考えているか、などがみえてきます。またホーム長、担当スタッフ別に尋ねることで、スタッフがどういう教育をされているのかを推測することができます。ホーム長の受け答えにそつが無かったとしても、当事者であるスタッフからの報告(スタッフが問題点を指摘しているにもかかわらず、それをホーム長が家族に伝えない場合など)が挙がっているのか、様々な点が浮き彫りになってきます。

 その他にも、見学だけでは見えてこない点が多くでてきます。できれば食事も一緒にとって(ミキサー食、ソフト食などの介護食や医療食が必要な方の場合は、それを一緒に)みてください。(大概のホームは事前予約で可能なはずです。料金は別途発生するのが通常です。)スケジュールがつけば、滞在時間を3時間とってみてください。最初と最後の30分づつ計1時間はご本人との会話。お年寄りは、本音や気になった点などを尋ねてください。また声のハリや顔色、表情など普段と比べて、元気のあるなしを確認してください。さらに食事に30分。ホーム長と30分、フロアリーダーとスタッフと30分。他の入居者や面会にいらしている家族と30分。計 約3時間。また建物内をご本人と一緒に歩いてみてください。様々な問題点や良い点が見えてきますし、ご本人からは、入居中にあったことを思い出して話をしてくれるときがあります。

特に面会にいらしているご家族との会話は非常に大切です。できるだけ多くの面会者とお話できるようにしてみてください。

※当会入会者特典:小冊子「失敗しない介護付老人ホームの見極め方」には、

ここに書いていない、もっと具体的でわかりやすい方法を紹介しています。

このページのはじめに戻る

HOMEへ